こんにちは、院長の平良です。
ここ宮古島も二週続けての台風の影響で、大分涼しくなりなんとなく秋めいてきました。
連日30°を超える日々でしたが、このところは20°後半、過ごしやすくなりました。
ですが、秋めいたといっても沖縄には紅葉がありません。
先日、小学1年生の末娘に
「葉っぱが赤くなるってどういうこと?葉っぱが病気なの?」
と聞かれました。
年末でも暖かい年はクーラーをつけていることもあり、沖縄には四季の彩りがありません。
確かに紅葉を実際目にしたことのない沖縄の子供たちにはなかなかイメージできないことなのかも知れませんね。
さて、日本の季節の変わり目は「春は桜のピンク」「夏は青葉のみどり」「秋は紅葉の赤や黄色」「冬は雪の白」と四季折々の色で私たちの目を楽しませてくれる景色を全国さまざまな場所でみることができます。このような四季の風情にはとても癒やされますね。
今年は例年より寒くなるのが少し早いようですが、季節の変わり目を肌で感じ、私たちが秋の装いに変わり始めると同時に遠くに見える山林も少しずつ秋色になってまいりました。
濃い赤やオレンジ・黄色やみどりなど視界いっぱいに広がる数え切れないほどの色で鮮やかに色づく紅葉の名所といわれる場所には、混雑や渋滞を覚悟してでも見に行きたいと思うほど私たちを魅了する力があります。
この美しい景色は、気温の低下とともに木は葉を落とすために葉と枝の間に層を作ります。水分の流れが妨げられることでみどり色の葉緑素が老化して、カエデやイチョウの種類によって赤や黄色の様々な色に変化して紅葉の景色となっていきます。
また、紅葉の色合いは気温と太陽の光と水分の3つが関係していて、特に朝晩の気温差が大きいほど紅葉は美しくなるようです。同じ木でも日陰やひなたで違ってくるので、温度差により一斉に紅葉しても紅葉の色合いは毎年違い、同じ場所で見てもその年毎に装いを変えることで、私たちの目を楽しませてくれているんですね。
最後に、紅葉のない宮古島はタカ科のサシバ(さし歯ではないですよ!)の飛来で秋の訪れを感じます。
★ 今月の矯正日は11/19(日)です。
院長 平良博也