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乳歯から永久歯へ

こんにちは、院長の平良です。

 

朝夕めっきり涼しくなって、宮古島でも秋の気配を感じられるようになりました。

宮古島の秋の風物詩といえば、サシバの到来です。

皆さん、サシバってご存知ですか?

差し歯ではないですよ!(笑)

鷹科の渡り鳥で、毎年この時期になると宮古島に飛来します。

なので、宮古島の人はサシバを見ると秋の気配を感じます。

 

さて、11月は七五三の御祝いで千歳飴を持った可愛い晴れ姿を見かけることも多く、

とても微笑ましい気持ちになりますね。

この年頃の子どもたちは、素敵な笑顔の晴れ姿で記念写真を撮ると前歯が抜けた状態になっていたりして、

なんとも滑稽に思えると共に、大きくなっていく子どもの成長を実感することが出来ます。

 

さて、歯の生え変わりは個人差もありますが、一般的には6歳頃から始まり

13歳頃には永久歯が揃うと言われています。

この頃の歯の状態は、生え変わりのため歯がグラグラしていたり、かみ合わせが不安定な事が多いです。

そのため、汚れがたまりやすく歯磨きがしづらい時期でもあります。

また、乳歯や生えたての永久歯は表面がもろく、大人の歯よりも虫歯になりやすい上に

進行が早いという特徴があります。

 

食べた後は歯磨きをする習慣をつけさせるとともに、1人でしっかり歯磨きができるようになるまでは

仕上げ磨きなど、ご家族によるケアが大切です。

この時期にケアを怠ってしまうと、せっかく大人の歯が生えてきても健康な歯にはなれません。

お口の成長もしっかり見守ってあげることで、お子様は歯並びの良い、

健康な歯が生え揃うのではないでしょうか。

 

そして、その歯をお年寄りになるまでしっかり維持することができたら、とても素晴らしいことですね。

不安な事や気になることがあったら、ぜひご相談ください。

 

★今月の矯正日は11/27(日)です

院長 平良博也

 

カボチャとお口の健康

こんにちは、院長の平良です。

 

日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしですか。

私の住んでいる宮古島は台風銀座と呼ばれ、毎年その洗礼を受けるのですが、

今年は驚くことに一度も上陸していません。

先週も超大型台風が上手い具合にかすめてくれて、我が家の子供たちの運動会も

無事予定通り行われました。

時折、大雨にみまわれたり、ちょっと晴れ間が出たかと思うとまた大雨…という

アップダウンの激しい天候でした。

 

また、この季節になると様々なところでハロウィンイベントが開催されていますね。

小さなお子様がいらっしゃるご家庭ではお友達同士集まって、

子供たちが仮装した可愛いハロウィンパーティを開かれる方も多いのではないでしょうか。

 

さて、ハロウィンにはカボチャの妖怪「ジャック・オー・ランタン」を模した飾りやお菓子を

よく目にします。

このハロウィンに欠かせない「カボチャ」は、日本でも煮物やスイーツなど様々なかたちで

食べられるお野菜ですよね。

 

ビタミンE・カルシウム・ミネラル・鉄などの様々な栄養を豊富に含んでいて、

少しの量でもバランスよく栄養が摂取できるため、カボチャを食べると

風邪予防になると言われています。

その中でもカボチャにはβ-カロチンがとても多く含まれていて、β-カロチンは

体内に入るとビタミンAに変化します。

このビタミンAは体の免疫力の向上や粘膜を強化する大切な働きをしてくれます。

ビタミンAが不足するとお口の粘膜が硬くなり、口腔内が乾燥してしまうため

ウイルスが侵入しやすくなり、歯周病や口臭の原因にもなってしまいます。

ビタミンAは健康を維持するために大切な栄養素です。

 

カボチャを始め必要な栄養素をしっかり摂って、お口の健康を保ちましょう。

美味しい食事が出来るのは、健康な歯があってこそ。

定期的なメンテナンスと日々のケアを忘れずに、秋を楽しみましょう。

 

★今月の矯正日  10月23日(日)です。

                   

                                      院長 平良博也

むし歯と気圧 

こんにちは、院長の平良です。

厳しい暑さが続いていますが、皆さま、いかがお過ごしですか? 

 

暑さ寒さも彼岸まで・・という言葉もございますが、

今年は残暑が長引くようなので、秋分を過ぎる頃には例年通り

吹く風涼しく秋の深まりを感じる事ができるといいですね。

 

さて8月~9月は、国内で最も台風が多く発生する季節。

台風による気圧の変化で、頭痛や歯が痛くなってしまうと耳にしたことはありませんか?

 

この気圧と歯痛にはどのような関係があるのでしょうか。

 

歯の内部には歯髄腔(しずいくう)と呼ばれる神経の通っている空洞があり、

また鼻の両サイドには「上顎洞」と呼ばれる空洞があります。

 

台風などによって短時間に空洞の外の気圧が下がると、急激な変化に対応できずに圧がかかり、

一時的に歯痛が生じることがあります。

 

これを「気圧性歯痛」といい、飛行機でも同様に生じるため「航空性歯痛」とも呼ばれます。

 

このような歯の痛みは、健康な歯や適切に処置された歯ではほとんど起こりませんが、

むし歯があったり治療途中の歯がある場合には、歯痛が起こりやすいです。

むし歯や治療途中の歯がある方は、痛くなる前に早めの受診をおすすめします。

 

また、むし歯がなくても、定期的に歯科検診をうけて

虫歯の予防と早期発見に努めましょう。

お気軽に、ご来院下さい。

 

★今月の矯正日  9月25日(日)です。

                                院長  平良博也

イルカは虫歯にならない?!

こんにちは、院長の平良です。

 

厳しい暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしですか?

ここ宮古島には、宮古まつりと言う夏まつりが、年に一回あります。

島の子どもたちにとっては、最大のイベントです。夏まつりと言っても規模的には

大きくないのですが、ミス宮古島のお披露目があったり、大綱引きがあったり、

宮古島が一気に盛り上がります。子どもたちにとっては、夜の出店が楽しみで、

いつも休日にゴルフをしている私は、その穴埋めではないのですが、子供たちを連れて行きました。

自分で言うのはなんですが、金魚すくいは大得意。

この時だけは、子供たちが、尊敬の目で見てくれます。今年も大きな成果をだしましたよ。

 

夏は海辺で遊ぶ機会も増え、涼しさを求めて水族館へ行かれる方も多いのではないでしょうか。

水族館にいる生き物の中には、人間と同じ哺乳類も多くみられます。

代表的にあげられるのはイルカやシャチですね。

 

人の歯は乳歯から永久歯へ生え変わり、切歯・犬歯・臼歯とそれぞれ形が異なり、

それぞれの歯には役割があります。

  

一方、水族館でみられるイルカやシャチなどの哺乳類の歯は、魚を逃がさないように

すべての歯が鋭いフォークのように尖った犬歯状になっています。

また、歯と歯の間は大きく隙間があいていて、上と下の歯がぶつからないような構造になっています。

しかも、イルカは食べた魚は噛まずに飲み込むため、歯に食べカスなどがつきにくく虫歯になりにくいそうです。 

 

それに引き換え人の歯は、食べ物を噛み切る、かみ砕く、すりつぶすといった歯それぞれの役割があります。

そのためどうしても歯と歯の間に食べ物が挟まりやすく、歯磨きをしないままでいると

虫歯になってしまうんですね。

イルカは楽でいいなぁと羨ましく思いながらも、人はいろいろな味や食感を楽しむことができるので、

いつでも美味しく食事を楽しむためには毎日のお口のケアはとても重要な事となります。

 

美味しい物を食べた後は、歯みがきの習慣を大切にしましょう。

 

8月21日(日)は矯正日です。

 

院長 平良博也

 

 

夏バテと歯周病に気をつけて!

こんにちは、院長の平良です。

毎日、暑い日が続いていますね。

ここ宮古島は、例年より早く梅雨も明け、今朝の新聞によると

連続17日の真夏日だそうです。

普通なら、この時期は台風がいくつか来ていますが、まだ一つも来ていません。

こんな時は、猛烈な台風が来るそうです。

ちょっと心配です。

 

宮古島は、今、マンゴーの季節です。宮古島産マンゴー、とっても美味しいですよー。

是非、お勧めです。

 

これからの時期は、熱中症や夏バテに注意が必要ですが、

体の健康だけでなく、夏はお口の健康にも気をつけてください。

 

夏バテで体の免疫力が低下していると、歯周病菌への抵抗力が落ちてしまいます。

そのためお口の中が歯周病菌に侵されやすくなり、歯周病が進行してしまいます。

 

また、唾液には口内細菌の繁殖を抑える働きがありますが、

体の水分量が不足しがちな夏は唾液も少なくなり、

細菌が増えて歯周病やむし歯のリスクも高くなります。

 

暑い夏には、つい清涼飲料水やアイスなど、甘くて冷たいものが欲しくなりますが、

なるべく糖分を控え、水やお茶で水分を補給するようにしましょう。

 

規則正しい生活と適度な運動、よく噛んで食べるなど、

体の免疫を高めるとともに、唾液をしっかり出すように心がけましょう。

口の中が乾いていると感じた時には、唾液腺マッサージも効果的です。

そして、磨き残しの無いようしっかり歯を磨いて、お口を清潔に保って下さい。

また、歯周病は自覚症状の少ない病気です。

ご自身では気づかないうちに進行してしまうので、歯科医院でしっかり検査しましょう。

お気軽にご来院ください。

 

★今月の矯正日   7月24日(日)    

                                         院長  平良 博也

カタツムリの歯

 

こんにちは、院長の平良です。

毎日、暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか?

 

6月は梅雨の季節ですね。雨でじめじめしたこの時期は気分が沈みがちですが、

紫陽花が綺麗に咲いているのを見ると少し明るい気持ちになります。

 
私ごとではございますが、先日、ゴルフでホールインワンを達成しました。

ゴルフをされている方であれば、一度は出してみたいホールインワン。

15年振りですが、本当に嬉しいものです。

 

さて、梅雨の時期にはカタツムリを目にする事も多いですね。

カタツムリの口の中には歯の生えた舌があります。

 

この歯の生えた舌は「歯舌(しぜつ)」と呼ばれ、表面を拡大して見ると

ごく小さな歯が1万個以上びっしりと並んだ、おろし金のようなつくりをしています。

カタツムリはこの歯舌で葉っぱなどを削りとって食べています。

 

使うことで歯舌がすり減ってくると、新しい歯舌が作られて何度も生え変わるそうです。

 

一方、人間の歯は一度だけ、乳歯から永久歯に変わる時にしか生え変わりません。

むし歯や歯周病で、大切な歯を失ってしまわないよう、毎日のケアが大切です。

 

6月4日から6月10日は歯と口の健康週間です。

「健康も 楽しい食事も いい歯から」

 

定期検診とメンテナンスを欠かさずに、お口の健康を守っていきましょう。

 

ご来院、お待ちしております。
 

 

6月の矯正日は、19日(日)です。

 

 

院長 平良博也

 

 

新緑の季節になりました

 
こんにちは、院長の平良です。

5月に入り、新緑の青葉が映える季節になりましたね。

皆さんはゴールデンウィークをどのように過ごされましたか?

 

私は、家族で沖縄本島に旅行に行って来ました。

イオンモール、ライカムやアウトレットモール、あしびなーに行ったのですが、

どこに行っても大混雑。それでも、楽しく、気分転換出来ました。

 

5月と言えば、「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」の句にもあるように、

初鰹が美味しい時期でもあります。


カツオは良質なたんぱく質を豊富に含んでおり、とても栄養価の高い魚です。

特に、血合(ちあい)と呼ばれる赤黒い身の部分には、ビタミンやミネラルが多く含まれています。

カルシウムの吸収を促すビタミンDや、体の抵抗力を高めるビタミンB6など、

お口の健康にも役立つ栄養素がたくさん。

美味しく食べて健康に良いのは嬉しいですね!

 

来月6月4日からは、歯と口の健康週間がはじまります。

今年の標語は「健康も 楽しい食事も いい歯から」。

美味しく、楽しく食事ができるのは、健康な歯があってこそ。

毎日しっかりお口のケアを行うとともに、定期検診を受けて歯を守っていきましょう。

 

お口の事でお悩みの事がございましたら、お気軽にご相談ください。

 
 

★今月の矯正日 5月22日(日)

 

院長 平良博也 

白い歯と爽やかな息

こんにちは、院長の平良です。

日ごとに日差しが暖かく感じられるようになり、花だよりが各地から届く季節になりました。

ピカピカのランドセルを嬉しそうに背負っている一年生を見かけると、微笑ましくなりますね。

 

先日、福岡県に行く機会がありました。
ちょうど桜が満開で、至るところで見ることが出来ました。

沖縄県のヒカンザクラも綺麗ですが、久しぶりに見たソメンヨシノも綺麗で感動しました。

 

ここ宮古島では、そろそろ海びらきが行われます。

いよいよ夏到来ですね。

 

4月から新しい環境に移る方も多いと思います。

初対面で人の印象を決めるのに大切なことと言えば、やはり清潔感。

普段あまり気にされていない方もいらっしゃるかと思いますが、

きれいな白い歯や爽やかな息は、

印象を良くするために、とても大事なポイントです。

 

一般的にコーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶は、

歯にステイン(色素)がつきやすい飲み物と言われています。

着色を防止するためには、長時間これらの飲み物を口の中に滞留させないことが重要。

飲んだ後には歯磨きやうがいをしたり、ガムを噛んだりすることで、
ステイン汚れを防ぎましょう。

 

また、口臭の原因は、大人の80%はかかっているという歯周病や虫歯、

舌の上についた舌苔(ぜったい)によるものが考えられます。

歯と歯の間の食べ残しは、歯周病や虫歯へつながり、口臭を発するので

デンタルフロスを使う習慣をつけると、防止につながります。

舌は、歯ブラシで磨くと傷をつけてしまう恐れがあるので、
舌用のブラシを使って磨くことをお薦めします。

 

詳しいケアの方法については、是非当院へお越しの際にご相談ください。

キレイな口腔環境で爽やかな季節を迎えましょう。                              

 
 

★今月の矯正日  4月24日(日)

 

院長   平良 博也

歯のケアを忘れずに!

 
こんにちは、院長の平良です。
 
じっと春を待ち続けていたお花の蕾も、新年度から始まる新しい環境への期待も膨らむこの季節、
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
 
沖縄では、もうすぐ桜祭りが、行われます。
また、女子プロゴルフの開幕戦「ダイキンオーキッドレデイースゴルフトーナメント」が、開催されます。
ここ宮古島で合宿をしていた女子プロゴルファーの皆さん、良い成績が残せるよう頑張って下さいね。
 
3月のイベントと言えば、ひな祭りですね。可愛らしいお人形を飾って眺めて、とても楽しいですよね。
ひな祭りは、平安時代の無病息災を願うお祓いの行事がルーツになっているそうです。

さて、現代では歯の悩みがあれば歯医者さんへ行こうと考えますが、
昔の人々は歯のケアをどのようにしていたのでしょうか。
 
紀元前4,000年のミイラには歯槽膿漏にかかった形跡がある、という記録から古くから歯の悩みはあったようですね。
平安時代では、位の高い方だけ抜歯などの歯科治療を受けることができました。
まだ現代のように抜かずに治療する技術はなく、抜歯が一般的だった時代です。
当時歯のケアといえば、うがいや、楊枝。
楊枝は、歯ブラシが今私達が使っているような形になる明治時代まで、歯垢を落とすものとして進化し
民衆に大変重宝されたと言われています。
 
歯が痛くなったとき、江戸時代では内科医や外科医の他にも、
医師免許のない入歯師や歯技師といった人々も治療にあたることがありました。
現代のように歯科医師の地位が確立されたのは、明治から昭和にかけてのことです。

歯の悩みやクリーニングなど、今は気軽に専門の先生に相談できる時代になりました。
磨き残しのチェックや痛みがなくても気になることがありましたら、いつでもご相談ください。
 
ご来院お待ちしています。
 
★3月の矯正日は20日(日)になります。

 

                                         院長  平良博也
 

鬼はそと!福はうち!

 
こんにちは、院長の平良です。

寒い日が続いていますが、皆様、元気に過ごせていますか・・・

ここ宮古島でも例年ならこの時期は、15度くらいですが、

今年は最強寒波の影響で7度まで下がりました。

沖縄本島では、初めて雪が降ったそうです。

体調を崩さぬよう、気をつけて下さいね。

 

この時期になると宮古島には、女子プロゴルファーの方々が、合宿に来ます。

普段、プロのスウィングを間近で見ることは、なかなか無いので

毎年楽しみにしています。

ツアーで良い成績が残せるよう頑張って下さいね。応援しています。

 

さて、2月3日は節分。 

鬼はそと、福は内!

掛け声とともに鬼に向かって豆をまくことで、災いを追い払うと言われていますね。

 

豆をまく理由には諸説ありますが、そのひとつに

“魔(=鬼)の目”に豆をぶつけて“魔を滅する”という語呂合わせもあるようです。

 

豆まきには大豆が用いられる事が多いですが、

大豆には良質なタンパク質やカルシウム、ビタミンEなどが豊富に含まれています。

タンパク質は、歯を構成するのに必要不可欠な栄養素です。

さらに大豆に含まれる「大豆イソフラボン」と呼ばれる成分には、

骨密度の低下を抑える働きがあり、歯を支えている「歯槽骨」や「顎骨」の健康維持にも
効果があると言われています。

 

お豆腐や厚揚げ、納豆や煮物など、積極的に摂っていきたい食材ですね。

丈夫で健康な歯を維持するためには、毎日の食事はもちろん、
定期メンテナンスも欠かせません。

クリーニングや口腔内のチェックなど、ご来院お待ちしております。

 

★2月の矯正日は21日(日)になります。
★3月の矯正日は20日(日)になります。

 

 

                                                             院長 平良博也